北京オリンピックの男子フィギュアスケートで、羽生結弦選手の最大のライバルと言われているのがアメリカ合衆国出身のネイサンチェン選手。
ネイサンチェン選手は2022年2月時点で22歳ですが、フィギュアスケートだけでなく、学業にも力を入れている選手のようです。
そんなネイサンチェン選手は、大学卒業後に医学部に進学するという噂が出ていますが本当なのでしょうか。
ネイサンチェン選手の医学部進学の噂や現在通っている大学、出身高校についても詳しくご紹介します。
ネイサンチェンは医学部に進学するの?
ネイサンチェン選手は医学部に進学するのでしょうか。
2021年7月に行われた寝具メーカーのエアウィーブが行った『“文武両道”目指すアスリート育成のためのスカラシップ』の会見でネイサンチェン選手は、以下のように答えています。
現状はシーズンに向けて準備をしていますけど、これが終われば大学に戻って、ポストドクの過程を経て、医学の学校に行く準備をしたいと展望を語っていた。
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ネイサンチェン選手は、本当に医学部への進学を考えているようです。
ネイサンチェン選手が医学部を目指す理由についてですが、両親の職業が関係している可能性が高いです。
ネイサンチェン選手の両親は以下の仕事をされています。
- 父親(Zhidong Chen):分子生物学者
- 母親(Hetty Wang):医療通訳者
父親のZhidong Chenさんは、アメリカの大学で医療系の研究をされたのち、自身で研究所を立ち上げ 分子生物学の研究をされています。
母親のHetty Wangさんは、英語が母国語ではない患者に対し、通訳技能と医学知識を用いて相互理解を支援する医療通訳者として活躍しています。
両親共に医療関係者として活躍しているため、ネイサンチェン選手も医療業界に携わりたいと思っているのでしょう。
医学部=医者というイメージがありますが、医者になるのではなく、父親のあとを継いで研究者を目指しているのかもしれません。
ネイサンチェンの大学はどこ?
ネイサンチェン選手は2022年2月時点で22歳、5月で23歳になりますが、現在も大学に通っています。
ネイサンチェン選手が通っている大学は、アメリカコネチカット州 ニューヘブンにあるイェール大学です。
イェール大学は、ハーバード、プリンストンと並ぶアメリカの超名門大学と言われています。
1701年創設とアメリカで3番目に古い私立大学で、アメリカの政治家が多く卒業する学校です。
主な卒業生は以下の人がいます。
- ヒラリー・クリントン
- ビル・クリントン
- ジョージ・H・W・ブッシュ
また、バイオリニストの高嶋ちさ子さんも大学院の卒業生です。
イェール大学は基本的には寮生活で、学費の他に寮費なども学費に含まれますが、年間の学費は600万円以上と日本の私大の約5倍かかります。
しかし、家庭の年収が約800万円以下の場合には学費や寮費が免除となり、奨学金も受けられることもあるようです。
ネイサンチェン選手は、イェール大学の寮に入りながら授業がない時間に練習をして過ごしていました。
2019年の世界選手権の前には、試験前ということから試合前に試験勉強をしている姿も残っています。
また、イェール大学では統計学を学び、練習と勉強の時間の使い方を学んだとか。
その後、2020年より北京オリンピックへ向けて大学を休学し、練習に励んできたようです。
北京オリンピック後には大学に復学し、勉強を続けるネイサンチェン選手、勉強とフィギュアスケートの両立を頑張ってほしいですね。
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ネイサンチェンの出身高校はどこ?
ネイサンチェン選手の出身高校は、Connections Academy(コネクションズアカデミー)です。
コネクションズアカデミーの詳しい情報は分かりませんでしたが、カリフォルニアにあるオンライン授業の高校のようです。
ネイサンチェン選手は、高校1年生の頃からコネクションズアカデミーに所属していたのではなく、他の高校に通っています。
しかし高校2年の時、練習拠点でもある南カリフォルニアのスケートリンクが閉鎖され、新たに通うことになったスケートリンクの練習時間が午前中から午後2時までだったため、学校に通えなくなったそうです。
そのため、コネクションアカデミーに転入しています。
ネイサンチェン選手がコネクションアカデミーを選んだ理由は、授業はオンラインのため自分の空き時間に授業を受けられるほか、公立高校のため授業料は無料です。
フィギュアスケート選手になるにはお金がかかります。
そのことを踏まえて、少しでも負担が楽になるように高校をコネクションアカデミーを選んだそうです。
ネイサンチェン選手は高校時代も、フィギュアスケートのジュニアグランプリで数々の賞を受賞しています。
国内・国外を飛び回る生活のほか、練習でも忙しかったでしょう。
オンライン授業は通わなくてよい反面、自分で努力しなければ大学の進学はできません。
ネイサンチェン選手が高校に通った理由は、フィギュアスケートを引退した際、引退後のことも考えて勉強を続けたそうです。
スポーツ選手のセカンドキャリアは、難しいと言われています。
ネイサンチェン選手小さい頃から、引退後のことも考えて努力をしてきたので素晴らしい選手ですよね!
ネイサンチェンの医学部まとめ
ネイサンチェン選手の医学部進学を目指している情報について以下のことが分かりました。
- 大学卒業後、医学部を目指している
- イェール大学で統計学を勉強中
- 出身高校は、オンライン高校のコネクションアカデミー
ネイサンチェン選手は、フィギュアスケートと勉強を両立させながら頑張っていることが分かりました。
北京オリンピックで、美しい演技に期待です。