オーストラリア発祥で、世界各地で販売されているレッドブル。2019年1年間で75億缶販売され、エナジードリンクの中で最も高い売上実績があります。
日本では、現地法人「レッドブル・ジャパン株式会社」が販売と輸入をしています。
コンビニでも気軽に購入できて、気合を入れたいときや疲れを感じるときに飲む方も多いと思います。
そんなレッドブルですが、どんな効果があるのでしょうか?
また、効果が出るまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
レッドブルの効果時間や効果など詳しくご紹介します。
レッドブルの効果出るまでの時間はどれくらい?
レッドブルには効果的な飲み方があり、効果が出るまでの時間を知る事で、効果が出てほしい時を逆算して飲むことができます。
レッドブルの効果が出るまでの時間は、30分~1時間です。
なので、仕事やスポーツ、勉強する30分~1時間前に摂取するといいと思います。
飲んですぐには効果が出ないので、逆算して飲むようにしましょう。
レッドブルの効果は何がある?
レッドブルには様々な効果があります。
しかし、レッドブルは栄養ドリンクではなく、ジュースと同じ清涼飲料なんです。
栄養ドリンクではありませんが、たくさんの成分が入っていてレッドブルを飲むことで元気になるのは間違いありません。
レッドブルにどんな効果があるか調べてみましょう。
眠気に効き目あり
レッドブルには眠気に効き目があります。
眠気に効果があるとされるカフェインがレッドブルの250ml缶あたり80mg含まれています。
これはコーヒー1杯分のカフェイン量になります。
カフェインとは
カフェインはアルカロイドという化合物の仲間です。覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気、倦怠感、頭痛に対する効果がある医薬品としても使用されています。
全日本コーヒー協会
車の運転や仕事など眠気が襲ってくる場面で、レッドブルを摂取すると眠気が覚める効果があります。
集中力が上がる
レッドブルは、集中力が上がる効果があります。
100mlあたり11gの糖類(砂糖やぶどう糖)が含まれていて、この量はオレンジジュースなどと同じくらいの量です。
糖質は、でんぷんやオリゴ糖などの多糖類、砂糖や乳糖などの二糖類、ブドウ糖や加糖などの単糖類を総称したもので、分解されることによって単糖類になり、エネルギー源として利用されるのが特徴です。
糖質は、身体を動かしたり脳を働かせたりするのに使われるだけでなく、身体づくりや身体の修復にも使われます。
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脳を活性化させる効果があるので、集中力をあげたいときにおすすめです。
代謝が上がる
レッドブルは代謝が上がる効果があります。
レッドブルに含まれているアルギニンという成分はアミノ酸の一種です。
アルギニンは体内のエネルギー産生をサポートし、滋養強壮の源となる存在として知られるアミノ酸。その効果は、成長ホルモンの分泌から筋肉増強、男性機能の改善まで多岐に渡ります。人間の「活力」に大きく関わっているアルギニンは、その幅広い効果によって、さまざまな分野から注目を集めています。
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代謝が上がるアルギニンはダイエットにも効果があり、体重が減らない停滞期に摂取することでダイエット効果が高くなります。
筋肉増強効果もあるので、スポーツ選手などがレッドブルを取り入れている選手も多いです。
疲労回復効果
レッドブルに疲労回復の効果はありませんが、疲労回復効果に近い効果を得ることが出来ます。
疲労回復効果に近い効果を感じられるのは、ビタミンB群とアルギニンで体の細胞が活性化するためです。
ビタミンB群は、それぞれ助け合いながら、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。
エネルギーをつくり出す代謝を助ける働きもあるため、人間の体には必要不可欠な栄養素です。
体に貯めておくことができないため、毎日食事から摂取する必要があります。
わかさの秘密
このビタミンB群が不足すると、疲れを感じやすくなります。
肉体的にはもちろん、精神的にも疲労が抜けにくくなるので、普段の生活から摂取した方がいい栄養素です。
免疫機能が上がる
レッドブルに含まれている、アルギニンには免疫機能が上がる効果があります。
体内で一酸化窒素の産生を高めて、細菌やウィルスに対する抵抗力を高める働きや体内で発生するがん細胞を攻撃する働きがあります。
また、傷の修復を早めたり、肌の健康維持を助けたり、血流を改善することで精子の量や運動性を上げる効果も期待されています。
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アルギニンは加齢とともに減少して、40代では約半分まで低下してしまうそうです。
適切に摂取することで風邪などの感染症予防にもなります。
ビタミンB群もある
レッドブルには眠気を覚ます効果がありますが、カフェインだけではなくビタミンB群も含まれています。
ビタミンB群とは「水溶性ビタミン」のうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の栄養素のことを指します。
ビタミンB群は体内でエネルギーを作り出すはたらき「エネルギー代謝」において重要な役割を果たしています。
ビタミンB群はお互いに助け合ってはたらくため、バランス良く摂取することが重要だといわれています。
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エネルギーを作りだすのに必要なビタミンB群ですが、代謝もあがり、運動前に摂取することで脂肪燃焼効果もあります。
レッドブルの効果時間はどれくらい持続する?
レッドブルの効果時間の持続は、一般的に摂取してから3時間~4時間がピークです。
その後、緩やかに効果がなくなっていき、7時間~8時間で完全に効き目が切れます。
しかし、日常的に多くカフェインを摂取している場合などは、カフェインに免疫が出来てしまい、効果を感じにくくなることもあります。
レッドブルを効果得るために適切な飲むタイミングは?
レッドブルの効果を得るために1番いい摂取のタイミングは、食後30分以内がいいそうです。
食後は胃痛も感じづらく、胃液が分泌されて栄養を摂取しやすい時間です。
そして、レッドブルの効果が出るまでは30分ほど時間がかかるため、大切な用事がある・勉強やスポーツなどをする30分前に飲むことがいいと思います。
レッドブルの副作用は何がある?
レッドブルはどんな副作用があるのでしょうか?
- カフェインの摂取過剰
- 肥満になりやすい
- 落ち着かなくなる
まずカフェインを多く摂取する副作用は、利尿作用や夜に摂取すると眠れなくなるなどあります。
また過度な接種は急性カフェイン中毒になる場合もあり、死亡につながる危険性も出てきます。
1日のカフェイン摂取量は400mgまでが理想ですので、摂取量を守りましょう。
また、味が美味しく飲みやすいレッドブルには糖分もジュースと同じくらい入っていますので、カロリーも高いです。
糖分のとりすぎは肥満になりやすいや、糖尿病などの成人病も引き起こします。
夜に糖分をとると眠れなくなったり、不眠症 につながったりしやすくなります。
レッドブルを摂取すると、気分が高揚したりする場合もまれにあります。
カフェインによる興奮作用など、カフェインに弱い体質や一気に大量のレッドブルを摂取した場合になりやすく、1缶飲む程度ではほぼ生じないと思われます。
レッドブルは飲み続けると効果ないの?
レッドブルは飲み続けると効果がなくなるのでしょうか?
個人差はありますが、レッドブルを飲み続けるとカフェインの効果が効きづらくなることもあります。
カフェインの効果が効きづらくなると、眠気が覚めづらくなります。
常飲しない方が、ここぞ!という時に効果を得られるでしょう。
レッドブルの効果まとめ
ここまでレッドブルの効果についてまとめてみました。
- レッドブルの効果が表れるのは30分~1時間後。
- 様々な成分が入っており、眠気が覚めたり、集中力が上がったりなど効果がある。
- レッドブルの効果時間の持続は3時間~4時間がピーク。
- 摂取するのにタイミングがいいのは、効果を感じたい30分前。
- レッドブルを摂取し過ぎると、副作用が出る場合もある。
大事な場面で活躍するレッドブルですが、摂取量などに気を付けなければなりません。
せっかく様々な効果があるので、飲むタイミングなど持続時間を考えてより効果を感じたいですね。
適切な飲み方を理解し、上手に摂取していきたいです。