「遅咲きのスプリンター」こと村上右磨選手をご存知でしょうか?
彼は来月開幕される北京オリンピックの、スピードスケート男子500m日本代表メンバー入りを果たした選手なのですが、今回の代表選出でその名前を初めて見たという方も多いかもしれませんね。
しかし、過去2大会はメダル獲得を逃していますが元々は日本のお家芸と言われていた花形種目である同競技。
今大会こそは!と代表選手にも注目が集まってきている事でしょう。
今回は、そんな村上右磨選手のこれまでの学歴や少し変わったお名前についても調査していこうと思います!
村上右磨の出身大学はどこ?
村上右磨選手の出身大学は、北海道江別市にある北翔大学です。
といっても3年生の時に中退をしてしまっているので、厳密には出身大学とはいえないかもしれませんね。
中退の理由は、大学の学費にかかるお金をスケートの費用や遠征費へと回すためだそうで、あくまでも「スケート続けるため」という信念のもと合理的な判断を下したようです。
競技に対して前向きであるが故とはいえ、当時は様々な葛藤もあったことでしょう。
しかし結果的にその判断が正しかったということは、今回のオリンピック出場決定が証明してくれましたね!
村上右磨の出身高校はどこ?
村上右磨選手の出身高校は、北海道帯広工業高等学校だと言われています。
こちらの高校出身者の有名人にはYoutuberのKAZUYAさんがいらっしゃいますが、有名アスリートの卒業生はまだ出ていないようなので、村上右磨選手が第一号になりますね!
さぞかし在学当時からストイックにスケートの練習に励んでいたのかと思いきや、なんと高校時代は陸上部に所属し、スケートは冬の間だけ練習していたとのこと。
オリンピック出場選手の中には、幼少期からどっぷり競技の練習に浸かっているという方も多い中、学生時代は割と緩めの練習だったのによくここまで登りつめたなというのが正直な感想です。
そもそも村上右磨選手の子供時代の将来の夢はサッカー選手だったらしく、小中学校の間はサッカー部に所属しているんですよね。
しかし高校2年生の時に帯広市内に屋内スケートリンクが出来たことにより、スケートの練習時間が増えたためかタイムが伸び始めたので、スピードスケート選手を志すようになったんだとか。
それまでのサッカーや陸上の経験も、結果的には俊足さを養うために必要だったということですね!
いやぁ、人生何があるか分かりません。
村上右磨の年齢はいくつ?
村上右磨選手は1992年12月12日生まれなので、年齢は2022年1月現在で29歳となります。
冬季オリンピック初出場時の年齢は、浅田真央選手や高梨沙羅選手のように早い人だと10代の場合もありますが、村上右磨選手の場合この年齢でオリンピック初出場となるので「遅咲きのスプリンター」と呼ばれているのかもしれませんね。
しかしご本人は「年齢は関係ない。全力で挑みたい」とあくまでストイックな姿勢を貫かれています。
確かに冬季オリンピックといえばレジェンド・葛西紀明選手がスキージャンプにて41歳の時にメダルを獲得したこともありましたので、年齢は関係ないというのは全くその通りだといえますよね!
村上右磨の名前の読み方は?
村上右磨選手の名前ですが、「ゆうま」と読みます。
左右の「ゆう」に磨くで「ま」なので、特殊な当て字を使っているわけでは決してありませんが、「ゆうま」という読み方にこの2つの字を用いるのは少し珍しいかもしれませんね。
ちなみに姓名判断の観点からみると、村上右磨選手のお名前の総画数は31画でこの画数は大吉だと言われています。
もしかしたら、村上右磨選手が生まれた際に親御さんがどうしても「ゆうま」という読み方の名前を付けたいと思い、画数の良い漢字を当てはめていった結果がこの2文字だったのかもしれませんね。
姓名判断の結果では「苦難に遭っても着実に発展し、晩年は安泰です。」とも言われていますし、これからの選手生活にも希望が持てそうです!
村上右磨のプロフィール
名前 | 村上右磨 |
生年月日 | 1992年12月12日 |
出身地 | 北海道広尾郡大樹町 |
身長 | 177㎝ |
血液型 | B型 |
趣味 | 読書・旅行・猫と遊ぶ |
尊敬する人物 | 清水宏保選手・キエルド・ナウシュ選手 |
所属 | 高堂建設株式会社 |
経歴と成績
- 3歳頃、先に習っていた兄の影響でスケートを始める
- 小中学校時代はサッカー部に所属し、スケートは冬の間だけ習いに行く
- 2005年 北海道ショートトラック兼釧路ショートトラック大会 500m3位・1000m2位
- 2008年 北海道帯広高等学校 入学
- 2011年 全国高等学校スケート選手権大会 500m3位
- 2011年 北翔大学 入学
- 2012年 全日本ジュニアスピードスケート選手権大会(スプリント) 総合3位
- 2013年 日本学生氷上競技選手権大会 5000m5位
- 大学3年生時、スケートに専念するため北翔大学を中退する
- 2016年 全日本スピードスケート距離別選手権大会 500m優勝
- 2018年 全日本スピードスケート距離別選手権大会 500m2位
- 2018/19年 ワールドカップスピードスケート(苫小牧) 500m2位/3位
- 2018/19年 ワールドカップスピードスケート(トマショフマゾウィエツキ) 500m4位/3位
- 2018/19年 ワールドカップスピードスケート(ソルトレイクシティ) 500m3位/3位
- 2019年 世界距離別スピードスケート選手権大会 500m5位
- 2019/20年 ワールドカップスピードスケート(トマショフマゾウィエツキ) 500m2位/チームスプリント11位
- 2019/20年 ワールドカップスピードスケート(長野) 500m優勝/3位/チームスプリント2位
- 2020年 世界距離別スピードスケート選手権大会 500m14位/チームスプリント4位
- 2021年 ワールドカップスピードスケート(カルガリー) 500m3位 ※33秒89の自己ベスト
- 2021年12月31日 北京オリンピック代表選手に内定する
村上右磨の大学と高校まとめ
今回は「村上右磨の出身大学と高校はどこ?年齢や名前読み方も詳しく!」と題してお届けしました。
- 北翔大学へ進学していたが、スケートに専念するため3年生の時に中退している
- 北海道帯広高等学校出身で、2年生の頃からタイムが伸び始めスピードスケート選手を志すようになった
- 2022年1月現在29歳だが、年齢は関係なくオリンピックに全力で挑む姿勢を貫いている
- 名前は「ゆうま」と読み、名前の総画数は姓名判断では大吉とされている
ということがわかりました。
長い下積み期間を経ての大舞台、日本中に勇気と感動を与えてくれることを楽しみにしています!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!